お花見エピソードⅠ
の季節になると思い出すことがいくつかあります。私が20年以上前に役者をやっていた頃、事務所が吉祥寺にあったので花見は決まって井の頭公園でした。公園近くに住んでいる方には申し訳ないなぁと思いながらも毎年遅くまで騒がせて頂きました。ご近所の方スミマセンでした。
エピソードと言っても自分たちのことではないんです。毎年、役者をはるかに超えるテンションと捨て身のギャグは背広を着たサラリーマンが繰り広げていました。それを観るたびに自分達の未熟ささえ感じさせられました。私がとても好きで忘れられないのは二つあります。
早いピッチで飲みすぎて皆よりはるかに早く出来上がってしまったサラリーマン編
早く飲みすぎた一人のサラリーマンが数時間も続く宴会の間中ずっと仲間の飲むござ近くの木に登り枝に引っかかり時々行きかう人と目が合うと『なまけもの・・・』とつぶやいていた彼・・・妙にその一言が心を打つのでした
悔しくありません・・・編
井の頭公園には橋のかかった素敵な池があります。勿論入ってはいけません。水は濁っていて『入って良い』と書いてあったってほとんどの人は入らないでしょう。しかし花見で酒が入れば・・・・そう、いるのですよ入る人が・・・。池には何本か杭が打ってあります。中央まで行ってもその杭に乗れば大人の男性ならたって顔が出ます。・・・勿論誰もそんなことは知りませんでしたが、その事実を大勢の見物客に教えてくれたのが彼でした(笑)気づけばスーツのまま泳いでいった彼は誇らしげに水面から顔だけ出ていました。そして彼は大声で叫んだのです・・・・・『悔しかったら、此処まで来~い』・・・・・・・・・・・いえ、誰も悔しくありませんから。
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